ピュアであるということ 後編
まさかの後編です。
歳を取ると、だんだんピュアな人というのは減ってきませんか?
ニコニコしてるけど腹の中は真っ黒な人とか、仲間を嵌めようとする人とか。皆が皆そうだとは全く思いませんが、歳を経るごとに人数比でいくと増えていっている気がします。悲しいですね。
しかし、わたしの周りにも、ピュア オブ ピュアと言える人がいます。そう、後輩君です。
彼ほどピュアな人もなかなかいないでしょう。
あるとき、これはまだ後輩君が配属された直後のことです。
ある先輩からわたしに電話がありました。今日は朝から先輩と後輩君が一緒に客先へ訪問する日です。
「後輩君来ないんだけど、何か書いてる?」
わたしのところには何も連絡は来ていませんでした。
急いで後輩君に電話をしたのですが、繋がらず…
これは何かあったか?と心配になり、その後も何度か電話やメッセージを送りますが、返事がありません。お客様への訪問時間もとっくに過ぎています。
それから更に10分後。
「すみません。体調不良でトイレにいました。今から行きます」
とりあえず生きててよかった。体調不良ならしょうがないかな、と思いながらわたしの仕事の続きをはじめました。
それから更に数十分後。
「後輩君大丈夫?連絡取れた?」
先輩からの電話です。あれ?さっき向かうって言ってたよな?また体調不良?
そう思って後輩君へ確認のメールを送りました。その数分後…
「遅刻した事実を受け入れられず、駅のベンチで放心してました。今から会社へ向かいます」
遅刻で放心して動けなくなるってピュアだなと思いました。あと、体調不良じゃなくて遅刻って言ってるし。そのへんもピュアな子だなって、更に感じた1日でした。
ちなみに、昨日のブログで、キューピーのピュアセレクトが大好きと書きましたが、正しくは味の素のピュアセレクトマヨネーズでした。
いままでキューピーのやつだと思ってました。
味の素さん、キューピーさんごめんなさい。