鬼嫁 時々 後輩(仮)

嫁の話と、時々、会社の後輩の話

時々後輩の話

今日は、ブログタイトルにもある後輩の話をしてみようと思います。

 

後輩との出会いは3年前。私の部門に、大学院卒の新人として配属された3人のうちの1人でした。

この年に配属された3人は皆個性的で、3人と個別に飲む機会があったのですが、3人とも全く同じく、

「あの2人はかなり変わったやつなので気をつけたほうがいいですよ」

と、お互いを変人と言い合うとても個性的な3人でした。

その中でも一番個性的だったのが、私の下に配属された後輩だとは、この時はまだ思いもしませんでした。

 

気がつくまではそこまで時間はかかりませんでした。

なんというか、常識が間違っているのです。

慇懃無礼とか、厚顔無恥とか、非常識とか、そういう類ではなく、本当にに常識が間違っているのです。

 

ある時、後輩からこんなことを言われました。

 

「企画から、先輩の承認をもらって、「しがついっぴ」までに提出してくれとのことでした」

これを言われたのは4月の中旬です。私は理解ができませんでした。後輩には期限を守るという意識はないのか?。

後輩に、

「いっぴってもう過ぎてるけど、大丈夫?」

と聞くと、後輩は「???」と理解できない様子。

「いっぴまでなんだよね?」と聞くと、「はい、そうです」と言ってきます。会話が成り立ちません。

「いっぴっていつまでのことを言っているの?」

と聞いてみました。この質問が出てきた自分を褒めたい。

「いっぴって、月末ですよ?」

私は自分の常識が不安になり、即Googleで検索しました。幸いなことに、わたしの常識はズレていないようでした。

ここからしばらく日本語講座です。

ひとしきり「いっぴ」の意味を教えた後に、後輩はこう言いました。

「先輩と人生観が違うので、「いっぴ」の捉え方が違っていたようですね」

人生観が違うならしょうがない。なぜかその時は納得してしまう自分がいました。

 

人生観が私と違う後輩は今も私の下働いています。

後輩はこの3年で、客先からの出入禁止と社内からの担当変更依頼が片手じゃ足りないぐらいの回数受けています。

まぁ、人生観が違うのでしょうがないですね。

この人生観の違いによって引き起こされるさまざまなお話は、追々書いていこうと思います。